40才にもなると会社で少しは偉くなり、新人や若手の教育などを任されることも出てきます。そんな時に感じる、ありがちな『最近の若いやつは…』のお話です。
40才になって、やっと昇進しました。。。
冒頭、「40才にもなると会社で少しは偉くなり」などと偉そうに申し上げましたが、実は、40才になってやっと役職的なものが付きました。それまで、ずーーっと平社員でございましたので、素直に嬉しいなと思った次第です。
小生の能力に問題があったということでもなく(そう願いたい…)、職場として、だいたいこの年齢くらいでこの役職という感じです。余談ですが、この役職がつくと役職手当的なものがつきます。素直にありがとうございます。
さて、話の本質はそこではなく偉くなったこともあり、ありがたくも新人さんの教育担当を拝命仕って(つかまつって)おります。嫌味ではないです。
毎年、隣のチームばかりに新人さんが配属されておりうらやましいなと思っておりましたので、この4月からようやく我がチームに新人さんがやってきてくださったということです。
最近の若いやつは…
この4月に始まったことではなく、わたしの所属する部全体としては毎年新人さんが配属されているので、新人さんと毎年接する機会や一緒に仕事をするという機会には恵まれておりました。なので、ありがたくも『最近の若いやつ』を毎年体感しておりました。
そして、毎年感じていたのですが、『最近の若いやつは』はめちゃくちゃ”優秀”でした。何がすごいかって、まずITに強い。デジタルネイティブとはこういうことか、と。
わたしにも新人時代はありまして、入社したころは思っていましたよ。オジサンたちの時代錯誤感を…。人差し指の1本でタイピングしているひとを見かけたりしたものです。
「え!?昔ってEメールや携帯電話なしでどうやって仕事してたんですか」を感じさせる、嫌な最近の若いやつでしたね。
※注意:実際にはわたしが新入社員で入社した会社(いまの会社ではなく、前の会社)は、それはそれで優秀な方たちがいっぱいいらっしゃって、先ほどの1本指打法の社員さんは超がつくくらい優秀な方でした
さて、話を戻すと。ITに強いことの一事(いちじ)をもって優秀だと申し上げているのではないのですが、『最近の若いやつ』はもともとショートカットキーやらタイピングスピードやらのスキルが高く、さらに英語にも長けているやつもいて…。
ZoomやらTeamsなどへの適用も早く、いままで紙ベースでやっていたことをチャチャっとTeamsのチャット機能で効率化してくれました。正直すげーです。
あ、それ研究室で使ってました事件
つい先日、Facebookで見かけたすごい翻訳ツール(DeepL翻訳:https://www.deepl.com/ja/translator)を、40才のオジサンがドヤってチャットに書き込んだら(チャットに書き込んで情報共有するというスキルを最近身に着けました!)、「あーそれ便利ですよね。研究室でそれ使ってて助かってました~」という事件が起きました。
え、そうなん?そんな前から使ってらっしゃるの?もっと早く言ってよ~でした。わたくし、Google先生が絶対だと思ってて「Google翻訳、ありがたや」とか言ってましたよ。。。
一事が万事で、とにかく最近の若いやつにいろいろと詳しいですし、情報感度が高く適応が早いです。。。
『最近の若くないやつ』がやるべきたったひとつのこと
見出しがそれっぽい感じですね。何かどこかでみたことあるようなフレーズですね。
されはさておき、「ITとかって言ってもただのツールだから、それに詳しいからって仕事ができることとイコールじゃないから!」とか「いやいや、そもそもITってwww」とか聞こえてきそうですが、読者ゼロなので気にしません。
とにかく申し上げたいことは、わたしは毎年新人さんを見てきており、毎年最近の若いやつはITに詳しいことから始まって、仕事も覚え順調に成長を果たし、そして新人ではなくなった、2年目、3年目、4年目などの若いやつになっています。そして、みんないまでも優秀です。
素晴らしいですね、つまりは『最近の若くないやつ』はもっと彼らに負けないようにがんばることが大事ですね。彼らのロールモデルとなり優秀な人材がいつまでも辞めずに活躍してくれるように、背中を見せて引っ張ること…。若いやつにはまだまだ負けませんよー。ではまた!
…。
いや、きっと嘘を申し上げました。小生、ときどき虚言の癖(へき)がございまして。。。もう、上記の「がんばるで~」感の文字をキーボードで打ってるそばから悲しかったです。。。せめて、ここでは嘘をつかずに生きていきたいものです。
さて、話を戻すと。『最近の若くないやつ』がやるべきたったひとつのことは、彼らを『邪魔しない』ことなんだと思います。背中を見せるとか烏滸がましい(おこがましいってこんな漢字!)。ロールモデルとか恥ずかしいです。すくすくと育つ若木に対して、たまたま先に芽が出て先に背が伸びてしまった古木は、彼らの日当たりを確保すべきなんだと思います。
そんなことを感じたので、ヨモヤマとつづってみました。5000年前の古代エジプト時代から続く古典的テーマでしたね。
もちろん『最近の若くないやつ』(やつというか方々!?表現につき、いまさらながら保険掛けにいってます)の中にも素晴らしく優秀で、まだまだ伸び盛りの方もいらっしゃるのは重々承知ですよ~。
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