発達障害と睡眠障害の関係(わが家のメラトニン戦記)…で思うこと。

育児

わが家には重度の知的障害で自閉症スペクトラムの傾向がある長男くんがいます。

巷(ちまた)で言われていることらしいのですが、発達障害のあるお子さんには睡眠障害の症状がでることも多いとのこと。

これからのお話はわが家の長男くんに起きた睡眠障害について、約3ヶ月間にわたって記録してきた史実です。

わたしは、この事案を処方されたお薬にちなんで勝手に『メラトニン戦記』と呼んでおります。。。

メラトニンについては後述いたしますが本当に“戦い”でした。

いや、その“戦い”は過去形ではなく現在進行形で続います(子どもの睡眠障害って、正直つらいっす。。。)。

…。

生命の大いなる神秘的メカニズム(概日(がいじつ)リズム;体内時計のこと)の不可思議さを直に体感しております。

そして自らの無力さを嘆くばかりです。。。

お子さまに発達障害があって睡眠にトラブルを感じている(あれ?これってもしかして睡眠障害…?と感じている)ご家庭のパパママにおかれましては、もしかするとわが家の事例が少しは参考になるかも知れません。

もちろん、わたしには睡眠障害を『治す』というようなことはできませんが、その傾向や症状、そしてお薬での対処法について、「あ、そういうこともあるのね」と知っていただける機会になるかも知れません。

お子さまの状況は各個人さまざまですので、あくまでも一例とはなってしまいますが、情報として知っておいて損はないと思います。

それに、メラトニンを主成分とする処方薬の「メラトベル」はつい最近になって子ども向けに処方が可能になったお薬であり、まだそこまで認知度も高くはなく、処方された実績も多くはないのではと思っています。

少なくとも長男くんの睡眠障害を疑い始めて、(お医者さんに「お薬、どうします?」と言われて)メラトニンに頼ってみるか否かを判断する際にネットで調べたけれども、ブログでの情報は少なかったです。そのこともあって少し不安で、「もうちょっと様子をみます」という時期がしばらくの間続いていたのも事実です。。。

このわたしのブログが一助になるとは思いませんが、ほんの少しでも参考になれば幸いですが。

メラトベル Melatobel(一般名:メラトニン)は2020年3月に本邦で承認され、来る6月23日から発売されることとなった「小児期の神経発達症に伴う入眠困難」への保険適用を持つ「メラトニン受容体作動性入眠改善剤」です。投与対象となるのは米国の診断基準DSM-5では「不眠障害の入眠困難」および「概日リズム睡眠-覚醒障害群のうち睡眠相後退型」となりますが、診断分類に関わらず神経発達症を有する小児の入眠困難に対し、入眠潜時(覚醒状態から眠りに入るまでの所要時間)が短縮することが示されています。

産業精神保健研究機構さんのHPより引用
※わたし自身はあまり知らなかったのですが、メラトニンは大人向けにはメジャーな存在らしく、「寝付けが悪いんです…」とクリニックに相談に行くと結構序盤で処方されるお薬だそうです。メラトニン自体は、体内で合成される睡眠ホルモンと呼ばれる化学物質の一種で、体内時計に働きかけて、自然な眠りを誘う作用があり、「睡眠ホルモン」とも呼ばれています。眠気を誘うお薬といったところでしょうか。。。

なお、処方していただいた小児科の先生から教えていただきましたが、メラトニンは飲んですぐに眠くなるというような、いわゆる睡眠薬というものではなく、あくまでもホルモンの分泌を促し、就寝の30分前くらいに服用し睡眠のリズムを整えてくれるお薬とのことでした。

…。

ということで。

上記解説に『自然な眠りを誘う作用があり』とは書いてはありますが、「メラトニンは子ども向けの睡眠薬ではなく、すぐに寝てくれるわけではない」とのことです(全パパママにとって悲報…)。

やっぱり、なかなか寝てくれない子どもをパタっと眠らせてくれるお薬というのは世の中のパパママの憧れですよね。。。

Wikipediaより引用(メラトニンの構造式。。。理系出身というアピールがしたいだけの意味合いで貼り付けています)

睡眠障害の兆候…。

それは突然にやってきました。。。

確かに、定型発達の長女ちゃんは朝までよく寝てくれていて、それに比べて長男くんは「夜中に起きたりすることが“ときどき”あるなー」とか思っていたりしたんです。

わが家の長男くんは今年で6才の保育園の年長さん(来年は小学校)ですが、ここまでそんなに常習犯的(?)に早起きだったり、夜中に目を覚ましたりという記憶はないんですよね。。。

赤ちゃんのときは朝までよく寝てくれましたし、5才以前のところで思い返してみても特別に睡眠障害の気配があったとは思いません。

ただし、早起きよりもむしろ、なかなか寝てくれないということの方が多かった記憶があります。

寝てくれさえすれば朝までコースという気がします。

寝てくれないケースというのは、だいたいその日の夕方頃にお昼寝をしてしまったなどが要因であって睡眠障害という類(たぐい)ではないと思っていました。

つまり、振り返っても夜中に何度も目を覚ますとか、明らかにいつも早朝に目を覚ますとかのトラブルは記憶になかったです。

よって、睡眠障害と呼ぶべきその兆候は5~6才のいまの時期になって突然現れてきたのです。。。

小児科の先生に言われて気づく。。。

現状としては、わが家の長男くんのケースは、早朝に(深夜に)目が覚めてそのまま朝までずっと起きているというのがお決まりです。

もちろん、一度起きても1時間くらいしてまた寝るということもありましたが、だんだんと「起きてしまったら、もう最後。。。朝まで元気!」というコースが定番化してしまいました。。。

そして保育園に登園する時間くらいに気づいたら寝てしまっているということ多かったです(寝起きで不機嫌…というのも困りましたね)。

それに、睡眠障害と言いながらも毎日ではないんです。

早起き?深夜起き?が連続する日もあれば、とびとびにやってきたり。

それでもやっぱり朝6時、7時まで寝てくれることもあったりして、「早起きな時もあれば、良く寝てくれる時もあって、そんなものかなー」と思っていました。。。

だから、掛かりつけの小児科の先生に別件で行ったときに、かる~く長男くんの睡眠について相談してみたら「発達障害を持つお子さんに睡眠障害の傾向があるケースが多い」と教えてもらって、「あ、長男くんもそうなのかも!」って考えるようになりました。

そのときからしばらくは様子見ということになりましたが、だんだんと「やっぱりそうだ…」と確信に変わっていった感じです。。。

だって。

「寝付けないことや夜中に起きてしまうことなんてよくあることだし。。。」

「まぁ~そんなもんでしょ。大人だってそんなときもあるよね☆」って思いがちです。。。

わたしの中で、「男の子って発達が遅いってよく言うし…」に似たバイアスがここにもあったかも知れません。

だから、なかなかわざわざ病院にまで行って、お医者さんに相談までするって、そもそも思わなかったのが当時の状況です。

でも相談してみてよかった。。。

なので、もしお子さんの状態でもし気になるご家庭があれば、早めに掛かりつけの小児科にて相談されるのもよいと思います。

わが家の長男くんの睡眠障害の症状

さて。

わが家の長男くんの実例ケースです。

長男くんが5才の今年の冬ごろ(2022年1月頃?)から、やたら朝というか夜中に目を覚ますことが多くなって、2時、3時に目を覚ますことがあったんです。

まぁ、それでも2週に1~2回くらいの早起きだったでしょうか。

「長男くん…堪忍やで~」(パパの心の声)

繰り返しにはなりますが、このときは発達障害に睡眠障害がよくあるよ、というのような情報を持ち合わせておらず、

  • 保育園でのお昼寝の状況だったり(保育園でよく寝たとか)
  • 本人の疲れ具合だったり(外遊びでよく遊んだとか)
  • 前日の寝るタイミングだったり(ちょっと寝るのが遅くなったりとか)
  • 寝ているときの環境(室温が暑い/寒いとか夜中に何かの物音で起きたりとか)

なんかで、まぁそういうこともあるよねと受け流しておりました。。。

…。

時は経ち、3月頃になっていよいよ「これはオカシイぞ…」となったわけです。

頻繁に夜中の2時、3時に長男くんが起きるんです。

週に1~2回のくらいに頻度が上がったんです。。。

「長男くん、マジで勘弁…。。。」(パパの心の声。いや声漏れてましたよ。)

ただ単に起きてくれる分には、まぁよいのですが起きてしまったからにはパパママのところにやってきて「起きろするー」(長男くんが意味するところの『一緒に起きろ』の意)と命令してくるのです。。。

そんなわが家の王様(いや、王子様?)の命令を無視していると、一人で寝室からリビングに出て行ってしまうのですが、やっぱりリビングがまだまだ寒くて長男くんがそのまま遊んでいると風邪を引いてしまいそうで、やっぱりパパも起きていくんです。

※ママも起きてくれることもありますが、ここの担当はなぜかパパがメインになっております。この点、パパとして思わんところがないとは申し上げませんが、現状パパが長男くんの早起き担当をやらせていただいております。。。

メラトニンの処方開始

これはもう勘弁…ということで。。。

先述のとおり別件で掛かりつけの小児科に診察にうかがう機会があり、改めて長男くんの睡眠障害のことで本格的に相談しました。

先生の方にも以前から長男くんの症状については情報共有していたこともあり、「ではメラトニンというのがあって、それを少量から処方してみましょう」となりました。

最初は、0.5mgからです。

ちなみに、メラトニンの処方で気をつけないといけないことは、その診察にあたって「採血」があることです。

人差し指の先をちょっと、チクっと1滴やるあの類の血液検査ではないです。

採血です。

針を刺して、すいーーっと血を抜くあれです。

…。

長男くんは保育園の年長さんとはいえ、そんな気軽に採血させてくれるはずもないです。

暴れます。

なので暴れないように、みんなで押さえて血を抜きます。。。

泣きます。

そら、泣きますよね。。。

やっぱり、ああいう我が子の姿は見てられないですね。

なので、事前に「採血があります!」って知っていたら、メラトニン処方の検討を躊躇って(ためらって)いたかもです。。。

躊躇って(ためらって)いても解決しないのは分かっているのですが、、、。

…。

さて、よくも悪くも採血を経て、ようやく処方です。

※採血については、メラトニンの処方は、どうやら稀(まれ)に肝臓や腎臓に悪影響をもたらすことがあるようです(KEGGさんのHPより)。なので、処方前と処方後でその数値に異常がないかを調べる必要があるとのこと。そうだと分かっていても採血される我が子の姿はツライ…。

そんなこんなでようやく、メラトニンの処方開始です。。。

2週間単位で処方していただき、様子をみていきます。

基本的には毎日、寝る前の30分前頃に経口投与して(粉薬なので、水で少量溶かして食べさせて?)眠りについてもらいます。

苦くもない様子で、嫌がることがなかったのは助かりました。

そして、寝付け自体は順調に進みました。

ただし、ちゃんと寝てくれたというのはメラトニンの効果かどうかは分からず、長男くんはもともとだいたい21時前後には寝てくれていましたので。。

また、先述のとおりメラトニンは睡眠薬のように、パタッと寝てくれるような効果を期待できるものでもないようです。

個人差はあるので、睡眠のリズムが整って寝付けもよくなるのかも知れませんが。。。

わが家の長男くんはとりあえず、メラトニンの投与があろうとなかろうと、だいたいが21時前後の就寝でございます。

その他、メラトニン処方に関しての諸条件や記録形態などを予め(あらかじめ)記しておきます。

  • 起床の記録時間はあくまでも概算。15分刻みとしていた時期もありましたが、おおむね30分刻みにあわせて編集しました。
  • ごく一部(とある1日のみ)に記録漏れがあります。しかし、どうしても記憶にない記憶の再現を試みて追記しました。
  • だんだんと処方量を少量から増やしていく戦略。1mgくらいから効果ありと書いてあったものもありました。
  • もちろん寝付けの時間の前倒しや後ろ倒しはあります。ただし、就寝時間の記録はまでは省きました。
  • もちろん深夜に起きて、1時間くらいで再度寝てくれたこともありました。ただし、その件数は少数なため記録は省きました。
  • 後半あたりから、保育園と連携して年長さんではやっていない「お昼寝」タイムを導入してもらうようにしました。早起きによる始動開始時間が早すぎるため、夕方にガソリン切れを起こし夜寝られないということが起きそうです。それならば、いったん給食後に「お昼寝」をしてもらってせめて寝付け時間は21時前後に安定をさせたかったです。ただし、あまりにも早起き(夜中起き)の場合には登園時にすぐ寝て、保育園から戻ってきた19時くらいにまた寝てという最悪の睡眠リズムを見せることがありました。とはいえ、同じくこの記録も省きました。
  • これらのメラトニン処方期間中、ときどき鼻水止め・咳止めのお薬を併用する場合がありました。実はこれは結構眠くなるらしく、これが睡眠リズムに影響を与えたかも知れないです。なお、この併用による害はないとの確認済です。ただし、これも記録が面倒だったので省いています。
  • 小児科の先生にも言われたのですが、基本的にはお薬はずっと飲み続けていくものらしいのですが、諸事情(後述)により途中で投与をやめております。

というような事柄をみると真にメラトニンの効果とは何だったのか?というのは、名探偵コナンばりに謎めいていることが分かります。いや、どうでもいいですがわたしの世代的には金田一少年の事件簿ばりにという表現の方が相応しい(ふさわしい)のかも知れないです。

…。

以上を踏まえて、とりあえずわたしが戦った3か月間の記録を以下にて記します。。。

メラトニン戦記の実録

3ヶ月を超えた全96日間に及ぶ長男くんのメラトニン戦記のデータがこれです ↑

メラトニン投与の考察(完全なるわが家の私見)→効果微妙…

本当はこういったお薬の「効果あり/なし」に関する情報開示って薬事法なんかの厳密なるルールがあるのかも知れない(持ち前の小心者病が発動…)。。。

もし、なにか「あんた、それヤバイで!」ってことがあればお知らせしていただきたし。。。

他力ですみません。。。

…。

ということで改めて“効果には個人差があります”というクレジットをココに明記して先に進めます。

上記の図についてですが、これが5月26日(木)の朝の起床時間から始まって(なので5月25日(水)の夜から飲み始めて)、8月29日(月)の朝の起床時間までの全96日間の記録になります。

その期間に「日付」、「曜日」、「起床時間」、「メラトベルの処方量(mg)」、「4時以前(4時を含む)に起床した日」を毎日記録しました。

「日付」は処方薬であるメラトベルを処方された翌日からの開始しています。

「曜日」は言わずもがな、曜日です。保育園は日祝日はお休みです。

「起床時間」については先述どおりアバウトです。

「メラトベルの処方量(mg)」については、その名のとおり処方されたお薬の量なのですが、「0mg」となっているのは前日にお薬を飲んでいないという意味です。8月4日以降、「0mg」が続くのはそれ以降お薬を飲むのをやめたからです。

最後に、「4時以前(4時を含む)に起床した日」についてですが、これはあまりにも長男くんが早起きなので、パパとして「せめて4時までは寝てくれ」という願望ラインです。4時半起床なら「うん、まぁ大丈夫!」という感じで気分よく一緒にリビングに行ってあげられました。ただ、これが3時半起床だと「え?今日もですか…(涙)」という気分です。

4時をちょっとでも過ぎて起きてくれれば、まぁ御の字だったかなぁということで「4時以前(4時を含む)に起床した日」のフラグ立てをしております。

…。

さてさて。

皆さんが一番気になるところは、「メラトニンたる処方薬「メラトベル」は長男くんの睡眠障害に効いたのか??」ということだと思いますが、結論からも申し上げると、「効果、微妙…」。。。

「いや、メラトニン投与しても早起きは早起きやん!」、「いやいやいや、むしろ早起き加速してるやん!」ってなったので、投与をストップしました。

そして、お薬(メラトニン)を飲むのをやめたらどうなるのか?というのが気になって、飲むのをやめた後も記録を続けておりました。。。

というのが上記の図になっております。

…。

再度、繰り返しますが、変動要素たるパラメータはたくさんあって一概にメラトニンの有無で睡眠障害の改善効果の有無を断じているわけではないです。

劇的に効くお子さんもいれば、そうでもないお子さんもいることかと思います。

わが家の長男くんの場合には後者であり、そうでもなかったということかと思います。

その意味ではわが家の『メラトニン戦記』は現在進行形であり、解決にはいたっておりません。

ただし、メラトニン処方「0mg」以降については、早起きの頻度はその昔に戻った感じでしょうかね。。。

これがメラトニン投与をやめた効果なのか、ただ単にそういう時期なだけかも知れません。

何とも定性的ですが、メラトニンを飲んだ夜は、寝付きがよくて睡眠開始初期に深く眠れて、早朝に(深夜に?)すっきり目覚めるような印象でした。。。

うん。それ求めてた効果じゃないし…。

さて。

このようなデータからでももっと何かしら示唆する分析結果が出せるのかも知れませんが、わたしの稚拙(ちせつ)なデータ分析では以下が精一杯でした。本当に参考まで。

・処方量が増えると睡眠改善につながっていくと思っていましたが、長男くんの場合にはむしろ「4時以前(4時を含む)に起床した日」率が悪化してました。一応、各処方量で「4時以前(4時を含む)に起床した日」率を調べてみましたが、やっぱりそうですね。「1.5mg」処方の時期は2日に1回以上の早起きでしたね。ある意味、最初にぐっすり眠れるのかな。。。

・保育園がなかった「日曜日」「月曜日」の目覚めはどうかなと思いましたが、これはメラトニン投与有無に対して、「4時以前(4時を含む)に起床した日」率は差が出ました。保育園がないときの方が翌日長く眠ってくれる傾向にありました。なるべく日中にお昼寝をしないようにお願い申し上げていたからでしょうかね。。。でも、長男くんそんなのお構いなしだった気もするのですが。。。

…。

まぁ、そんなこんなで「メラトニン飲んでてもあんまり意味ないじゃん」っていうことでわが家ではストップいたしました、というお話でした。

繰り返しの繰り返しですが、個人差がありますし、睡眠っていろんな要素が絡んでますので。。。

まさにわが家ではこうでした、ということです。

※「そんなに言い訳するなら書くなよ」と言われそうですが(言われるくらいにブログの読者が増えて欲しいですが…)、わが家も長男くんに睡眠障害があるかもって聞いておきながら「お薬で対処する」って何とも言えない抵抗感があったのも事実です。実際、皆さんどうなんだろうか?効くのかな?とかいろいろと不安だったのです。。。でも、そんなに情報もなくて。。。今回、メラトニン効きませーーーんっと言いたいわけではなく(もちろん無責任にそんなこと言えるはずもなく)、あくまでもこうでしたと参考にでもなればというお話でした。そして、ここまでお付き合いいただけたのなら、衝撃の「エピローグ」までお読みください。。。

エピローグ

さて。

わが家では微妙判定だったメラトニンさんですが、一応掛かりつけの小児科の先生に途中経過を報告していまに至ります。

その先生も今回の長男くんのケースに関して、より睡眠障害に関して専門知識をお持ちの知り合いの先生に聞いてみてくださったそうなんです。。。

「先生、いつもながらそこまでしていただいてありがとうございます。。。」(パパ、心の声)

なのですが、その専門医の先生曰く。。。

「睡眠障害っていうのは、1~2時間サイクルで目が覚めちゃってというケースを指すようで、お宅の長男くんのケースでは、むしろ一度寝付けたら4時まで眠れている(6~7時間の睡眠時間は確保できている)っていう感じらしいです」旨をご教示いただきました。

続けて。

「パパママは4時起きで大変かも知れませんが、まぁお薬で5時、6時まで眠ってくれるかは、、、なんとも、、、」旨のお言葉いただきました。。。

…。

まぁ、そうは言われてもとりあえず処方された分については飲み続けようということで長男くんにメラトニンを飲んでもらっておりました。。。

お薬自体を嫌がっているわけでもなかったし、メラトニン自体が害がある成分でもないそうだし。。。

で。結果が微妙だったというお話です。。。

…。

どうやら、睡眠障害って程度の問題なので長男くんが健全とまでは言わないのだけれども、やっぱりメラトニンとかがバッチリ効くっていうのは先述の断続的に目が覚めちゃってっていうお子さんの場合なのかもです。

これもまたひとつの知見が増えました。

とりあえず、メラトニン投与をやめた後は、なかなか寝てくれないという別の問題が発生しがちですが、朝までよく眠ってくれる感じではあります。

それはそれでよかったので、いまに至っております。

やっぱり、親が睡眠不足ってやっぱり自身の心身にとってもイイコトないので、お医者さんに相談されることをおススメいたします。

睡眠不足は心の余裕を削っていきますので。。。

ではまた。。。

コメント

タイトルとURLをコピーしました