わが家には重度の知的障害で自閉症スペクトラムの傾向がある長男くんがいます。
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皆さま、しばらくぶりです。
諸事情がございましてブログの更新を滞っておりました。。。
久しぶりに何かしらを書いてみたいと思います。
以前に通っていた放デイ事業所さんが閉鎖になりました
朝のバス停でお会いするママさんより教えていただいたのですが、わが家で以前に通っていた放デイさん(仮にA事業所と呼ぶ)が近々閉鎖されるとのことです。
ちょっと前には、スタッフさんがまとまった人数で退職されたという話も聞いたので、「大丈夫かな~」と心配していたところでした。
わが家では、約半年前ほどにA事業所さんからいま通っているB事業所さんに日中一時支援に切り替えていたので、今回の閉鎖に際しバタバタすることはなく助かったというところです。
利用者さんには閉鎖の案内が届いたのみということで、正確な閉鎖理由は分からないようです。
わが家の放デイ事情
ここで少しだけ、わが家の放課後等デイサービス事情をお伝えすると、もともと就学とともにC事業所さんに週4日で通っておりました(週5日を希望していましたが、叶わず週4日となりました)。
ちなみに、このC事業所さんはママが口コミなどから情報を得て「ここにお願いしたい!」ということで、保育園の年長さんの早い時期から問い合わせをして見学をして契約をすることができました。
振り返ってみても、C事業所さんは大正解で長男くんもお気に入りで「Cさんにいく~」とノリノリです。
確かにスタッフさんも丁寧だし、歴史もあるし、見学に行っても施設はしっかりしているし。
さて、話を戻して。
就学後からしばらくして、、、
「やっぱり残りの平日も預かってもらえると仕事が助かるな~」と実感し始めて、再度放デイの事業所さんを探し始めることに…。
しかし。。。
どこも定員いっぱい。
市内の放課後等デイサービスが記載された冊子(市役所でもらったと思います)をみて、良さそうと思うところに電話するもどこもいっぱい…。
結構焦ってしまいました。。。
その中でもとりあえず見学までさせてもらったり、少し離れたエリアでも見に行ったりしましたが、しっくりときません。。。
何がダメ?というとちょっとカドが立つので申し上げづらいのですが、、、何かがちょっとずつ気になるのです。
ここで大丈夫かな~、長男くんは楽しくやっていけるかな~って。。。
※正直に申し上げると、わが家ではC事業所さんと相対比較をしてしまっていたのです。。。結果論でしたが、幸運にもC事業所さんはとても良い事業所さんだったのです。それと比較してしまうとどうしても…。
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ということで、それでも定員が空いているところで見学ができたところの4~5件を回っでもダメでした。
長期休みは大変…
「じゃあ、無理することないかぁ」と思って、様子をみることにしました。
電話口で定員いっぱいです、と仰る事業所さんも「GW明けくらいから親御さんも心変わりして移られる(=空きができる)こともありますので」ということを仰っていたので、それならば無理をして探すよりも待ってみようかなと思いました。
→これも結果的にですが、しばらくして再度電話をして空き状況を確認しましたが、結局空きができることはありませんでした。年度の途中で空きがでるというのは正直難しいと思います
さてさて。
そんな様子見から、わが家の状況に火が付いたのが長期休暇。。。
そうです、4月に入学して早速やってくる”夏休み”です。
長期休暇中の子どもの対応を甘くみておりました。
今でもいろいろとやり繰りして戦って(?)いらっしゃるご家庭があるのは重々承知しておりますが、「長男くんが夏休み、かつ、親はテレワーク」は成り立ちませんでした。。。
わが家は無理でした。これは想像以上に大変でした。仕事にならんです…。
これはどうにかせんと、ということで何とか再度放デイの事業所さんを探し始めたのです。。。
そんな中で、空きがあるということで見つけたA事業所さん。
まぁ、知り合いのママさんも預けている実績もあるし、よいかなと思って契約しました。。。
放デイでの様子のフィードバックは事業所さん頼み
そうこうして通い始めた長男くんですが、まぁそれなりに楽しくはやっていたみたいです。
”みたい”というのは、正直親は最初の見学や契約の時以外には、放デイでの様子が分からないのです。
長男くんに尋ねてみても発語が弱いので、うんともすんとも。。。
放デイさんでは手帳を用意してくれてコメントをもらうのですが、子どもの様子ではなくその日の出来事の事務連絡がメイン。。。
なので、様子が分からないのです。。。
ただ、A事業所さんで預かってもらえたことで週5日体制が組めて親としては助かりました。
まぁ、長男くんも嫌がっている様子はないし、とりあえずはこれで続けてみようということで落ち着きました。
その後、約1年くらいしてこのA事業所さんはここを閉鎖することになるとは…。
怪しい兆し
A事業所さんの悪口を言いたいという意図はありません。
障がい児を相手にするサービス業ですから本当に大変だと思います。
お仕事やビジネスとはいえ、親の代わりに相手をしてくださっているのは感謝です。
そもそも人気な業種ではないことも承知しています。
だからいろいろなご事情があるにせよ、障がい福祉の業界で働いてくださっている関係者の方々には全般的に感謝です。
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ということでなのですが、C事業所と比べてもというよりも、それにしてもちょっとこれはと思うことが重なりました。
一番の決定要因は、送迎時の対応で子どもを通行車線側から降ろしていたことを見かけてしまったのです(それも複数回)。
事業所さんにも僭越ながら一言申し上げたのですが、ちょっとこれは危険だなと思い、事故が起きてからはまずいと感じてA事業所さんは利用するのを止めようと決めました。
そこからまた別の事業所さんを探すことになったのです(結果的にA事業所さんからB事業所さんに変更することができました。このB事業所さんのことは後ほど…)。
送迎の一事だけで決めたわけではないのですが、やはり思い返せば最初に見学したあたりからちょっとずつヘンだったなというのはあったのです。。。
一例を挙げるとタバコのにおい。。。これは本当に嫌だった。
契約時に「禁煙ですよね?」と伺い、「事業所内はもちろん禁煙です」との回答。。。
でも、お庭でスタッフさんがタバコ吸ってました。
契約するときに入った別室はタバコ臭かったです。
さらには普段の送迎ワゴンとは違うときのセダンタイプの送迎車では車中がタバコ臭い。。。
すみません…わたしタバコに敏感であり、大の苦手なのです。。。
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繰り返しますが、いまとなって「やっぱり怪しかった!」「変更していてよかった!」ということを言いたいわけではないのです。
放デイ探しや放デイさんとの相性は運任せみたいなことがあって大変ですよねっていうことです。
急な閉鎖に直面されたご家庭は本当に他人事ではなく、無事に別の事業所さんが早く見つかることを願うばかりです。
放デイ探しからの日中一時支援
上記の危険を感じ、わが家では3度目の放デイ探しが始まったわけですが、本当に運よくB事業所さんと出会うことができました。
B事業所さんの評判はよく入所したいと思っていたのです。
でも、「定員の空きはありません」「ここから数年空く予定もありません」というお返事もあり、全く期待できなかったのです。
それがなんとこんな困っているときに入所できるようになったのです。。。
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それは本当にたまたまなのですが、療育で通っていた事業所さんに「訪問支援」というサービスを利用していてそのときに事務所を訪ねた際に、チラシが掲示してあってそこに、、、
「日中一時支援はじめます by B事業所」
と書いてあったのです。
マジっすか!と思ってすぐに写メ(懐かしい響き…)をとって、ママに共有してすぐに電話して見学に行って、日中一時支援で契約をしました。
日中一時支援とは放課後等デイサービスとはまた違った受給者証が必要なのですが、すぐに申請してすぐに取得できます。
ざっくりとですが、子どもを預かってくれるサービス内容は放デイとさほど変わらずですが、放デイのように個別支援計画とかはなく”預かりサービス”のような位置づけでしょうか。
しかも、日中一時支援でよかったことは、、、
日中一時支援の利用日数は、放デイの利用日数上限23日とは関係ないこと。。。
だからわが家では、もともとのC事業所さんで週4日があって、B事業所さんに週2日預けるということをやっております(つまり週6日預ける)。
(そもそもが事業所さんがOKであれば、放デイでも日中一時支援でも土日に普通に預けられますよ)
これ本当に助かっています。
あ、もちろん日中一時支援も利用料があるので、所得に応じた支払い上限をもとに、利用した分をお支払いしておりますよ。
土曜日は長女ちゃんのために使う
週6日で預かってもらうと何が嬉しいかって、単純に長男くんを週末に対応してくれることだけでなく、休みの日の一日を長女ちゃんのために使うことができます。
日中の時間帯限定にはなりますが、ランチに行ったり、ちょっと遠出をしてみたりと、日ごろは長男くんを優先してばかりなので長女ちゃんのために時間をつくることができます。
このあたりは、ママと娘というホットラインがあるらしく、仲睦まじくというかお年頃になってきた長女ちゃんの近況をママの方が積極的にサポートしてくれています。
高学年にもなってくると娘はパパでは対応が苦しくなってきますね。
わたしはいまでも変わらず大好きなのですが。。。
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最後に
わが家の放デイ事情を交え放デイのあんなこんなを書いて参りましたが、最後に雑感を。。。
・放デイ探しはなるべく早めに動き出した方がよい
・たくさん見学に行った方がよい
・気になる点は質問した方がよい
・妥協はなるべくしない方がよい
・変更した方がよいと思ったらすぐに行動する方がよい
・日中一時支援の受給者証も取得しておいた方がよい
・聞けるなら周りのママパパに評判を聞いた方がよい
という感じでしょうか。
※そんな余裕がないよと言われそうですが、、、それもとても分かります。
(その他)
放デイさんの相性もありますが、これはわたし個人の感想かも知れませんが、事業所さんの運営母体は「社会福祉法人」さんの方が全般的にしっかりとされている印象があります。
あくまでも個人の経験上なので、もちろん株式会社や合同会社さんなどでもしっかりされているところはたくさんあると思います、念のため。
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