前回(障害がある子どもを育てるということについて…で思うこと。)、わが家の長男くんに軽度の知的障害と自閉症スペクトラムの傾向があることを書きました。
多くの方に反響をいただき、同じ境遇にあるご家庭、特にママさんからコメントや質問などをいただきました。
本当にありがとうございます。わたし自身なかなか表立って身の上相談のような形で、自分の想いを伝えるといったことがしづらかったので、ちょっとスッキリした気分です。
コメントの中には、「パパさん、がんばってください!」、「私だけじゃないんだって思えて、嬉しかったです」なんて声もあって、小生ブログを続けていてよかったなぁと思った次第です。
これからも引き続きがんばっていきたいと思います。こういった話って、やっぱり当事者でないとなかなか大変さが分かってもらえないところもあり、身近に相談するっていうのも難しいんですよね。ちょっとでも、皆さんのお役に立てればと思っています。
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さて。
おそらく、勘のよい方はお気づきかと思います。。。
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そうです、小生、また嘘をつきました。
そうです、小生のブログに読者なんていないんです。。。
ということは、そんな反響なんてないんです。
誤解の無いようにお伝えすると、反響なんて皆無(かいむ)なんです。いや、さらに正確を期すると、PVもゼロなんです。。。
上記の反響に係るくだりのいっさいは、そう、フィクションです。
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「 特にママさんからコメントや質問などを …」なんて、ママさんからのコメントを欲しがってる様(さま)は、哀れみすら感じられます。
小生、引き続き精進してママさんのコメントがいただけるようにブログを書き続けます。。。
『諦めなければ、試合は終了じゃないよ』っていう、安西先生が言ったか言わなかったか分からない言葉を信じて、今週もブログを更新します。
不安は、知らないことから生まれる
Anxiety comes from not knowing. (不安は、知らないことから生まれる)
こういったのは、かの有名な誰ででもない小生です。
小心者なので、一応、誰かそんなことを言っていないかGoogle先生で確認してみましたが、たぶん大丈夫でした。
誰か高名な偉人が発した言葉でもないのに、わざわざ英訳まで引っ張り出してきて、高尚かのように偽装してしまったのは、そうです。小生の虚栄心からなされたことでした。ちょっとでも、賢そうに見せようと試みた結果だと思ってください。
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さて。
ただし、無名かつ野卑(やひ)な小生から発せられた文言であったとしても、意外とその本質は表わしており、不安というのはよく分からないから不安なのです。逆に、よく分かってさえいれば、まったく不安がないということまでは言い切れませんが、ある程度分かっていれば不安は抑えることができるんです。
ある程度分かっていることであれば、事前の準備もできますし、対策を講じることができます。
得体の知れない、よく分からないものだからこそ、不安が不安を呼び起こし、どんどん不安が膨れ上がって無間地獄に陥ってしまうのです。。。
で、結局何が言いたいのか?
不安なことがあれば、なんで不安に感じるのかを考え、その要因を見つけなさいということです。
※「えー、その要因がよく分からんから不安なんやん!」って方は、仰るとおりです。。。しかし、そんなことを言われても、小生のキャパではこれ以上は対応不能ですので、この画面の右上の×印をクリックしてこの画面を閉じてください。お時間をとらせ本当に申し訳ございませんでした。要因がよう見つからん不安があるのも、この世の常(つね)です。。。
わが家の不安
さて、わが家の長男くんがピンチです!
いや、違いますね、長男くんは長男くんのままです。ありのーままのーな感じで長男くんのままです。
長男くんがピンチではなく、長男くんに知的障害・自閉症スペクトラムがある、という現実を突きつけられたパパとママにピンチがおとずれました。
「えー、そんなん言われても…どうしよ…」
本当にどうしよう…です。。。
どうしたらいいんでしょうか。。。
初めてのことですので、何をどうしたらいいんでしょうか。
長男くん、これからどうなっていくんでしょうか。
ひとりでこれからの人生やっていけるんでしょうか。
パパやママが生きている間は、まぁ何とかなるかも知れません。でも、死んだあとってどうしたらいいんですかね。
誰か助けてくれる人、支えてくれる人っているんですかね。。。
わが家にはきょうだいで、お姉ちゃんの長女ちゃんがいます。
でも、長女ちゃんに全部を背負わすことになるなんて、とてもじゃないけど長女ちゃんに申し訳ない。
本当にこれからどうしよう。
昨日までとガラリと変わって、一瞬にしてお先真っ暗というような感じではなかったですが、考えれば考えるほど不安が積もり積もっていくような体感はありました。
わが家、ピンチでした。
特にママは、パパ以上に不安に押しつぶされ、心身の体調を崩すほどでした。
本当にどうしようか。
思い返すと、そんな気持ちだったと思います。ただし、上記はパパからみた振り返りですので、ショックが大きかったママから振り返るともっと凄かったと思います。
考え方を、考える
いろいろと不安に押しつぶされそうになりましたが、正直、パパとしては意外と不安はありながらも考えはハッキリしていました。
それは、「考えても仕方がない」です。
長男くんの将来のことを考えれば考えるほど不安でした。本当にどうなるんだろう、大丈夫だろうか。。。
その無限ループです。
で、結局考えても答えが出ないと気づいたことで気持ちが楽になりました。
なので、考え方を変えて、「考えても仕方がない」ことは考えないと決めました。
これで幾分気持ちがスッキリしました。
そして、将来のことを考えるんじゃなくて、とにかく「今どうするか」について考えようと思いました。
長男くんの将来のために、今できることは何であるかを考える、それしかないなと。
小生(パパ)の方は、早くにそう思えたのですが、ママの方はなかなかそうもいかず、泥沼のような感じでしたが。。。
さて、そんなこんなで小生(パパ)がいきついた、長男くんの不安に対しての処方箋が資産運用でした。
そんな背景もあって、わが家では本格的に将来に向けた資産運用に取り組み始めたのでした。
その話はまた今度。
※もちろん、お金で解決する問題ではありません。でも、長男くんにとってお金はとても重大な問題です。だって、障害の程度によっては働けないのかも知れないんだから。そうであるのであれば、お金の問題については親であるパパママががんばって考えることは大事なことだと思っています。
※また、小生(パパ)の方はお金の問題に主体的にとり組み、将来に備えるということを考えましたが、ママの方は何とか長男くんの状態に合わせて少しでも自分でいろいろなことができるように、将来少しでも自立に近づけるように療育について考えてくれました。パパママが協力して、いまできることに注力してがんばるということに集中できるようになって、改めて夫婦の結束が強くなった気もします。まだ道半ばですが。。。
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