選挙と障がい福祉について…で思うこと。

よもやま話

わが家には重度の知的障害で自閉症スペクトラムの傾向がある長男くんがいます。

わが家の長男くんに限らず、障がいを持つ方々にとって社会がより良くなっていくことを心から願っています。

しかし、願っているだけで勝手に良くなっていくわけではなく、自分が出来る範囲ではちょっとでも積極的に働き掛けていきたいものです。

そんなちょっとしたアクションのひとつが“選挙”だと思っています。

自分の1票は本当に微々たるものかも知れませんが、わたし自身は必ず(可能な限り?)選挙には行くようにしています。

わたしの1票で候補者の当落が決まるものではないですが、自らの意思表示として心がけていることです。

皆さんもよろしければ選挙に行ってみてください。

本日は選挙と障がい福祉について考えてみたいと思います。

※ここではわたし自身の政治信条や支持政党を述べるということは避けたいと思います。そんなに強い政治的な思いはないのですが、選挙だけはなんとなく昔から行くようにしております。皆さんもぜひ。

投票日7月20日(日)の参議院選挙2025があります!

直近では投票日7月20日(日)の参議院選挙があります(なので、このブログを書いているところもあるのですが…)。

少しでもよりよい社会のために、1票を投じてみましょう。

1票の意味と価値

投じたられた1票について、いわゆる“死に票”というものはありません。

必ずその1票には意味と価値があります。

どういうことかというと。

ご自身の投票行動が、統計にはきちんと反映されており(例えば「40代男性の投票行動」のようなデータとして反映されます)、各政党などは少なくとも次の選挙には、その動向を意識して政策を考えてきます。

なので、投票行動自体には必ず意味と価値は存在します。

現状では高齢者層(70代、80代、90代…)の方々の投票率と投票数が多いので、その方たちをターゲットとして各政党も戦略を練ってきます。

だから、どうしても政策が高齢者寄りになってしまいます。むむむ…。

しかし、そのこと自体は民主主義上やむなしと考えます。

民主主義は多数決ですからね…。

だから、20代や30代の“若手”の方も(いまは18才以上から投票権がありますね)、とにかく投票するだけ投票して、20代や30代も投票率や投票数が伸びてきているという意思表示を政治に向けて示さなくてはなりません。

まずはそこからです。

どこに誰に投票していいか分からない、という方へ

「そんなことを言われてもどこに投票していいか分からへん(誰に投票していいか分かれへん)」という方も多いと思います。

たぶん、多くの方がそうだと思います。

本当はいろいろと調べるとよいのでしょうが、それもすっ飛ばしていい方法があります。

その方法は、、、

『テキトーに投票する』です。

…。

それで十分です。

どこにでも、誰にでもでいいのです。

極端には白票(何も書かない)でもいいです。

(選挙の度に、テキトーにランダムに書いてみるでもいいです。)

とにかく、投票所に行ってみて、その場の雰囲気で投票してみる、でいいと思います。

なぜか。。。

先ほど申し上げたとおり、ご自身の投票による1票で当落が決まることはほぼないと言えます(残念ながら…)。

が、しかし。

その投票行動自体は、統計上は集計されることになります。

このことがとても重要です。

だから、ドコにとかダレにとかはあまり意味をなさないとしても、ちゃんとした政党であれば「あれ?最近20代・30代の投票数が増えているな…。ということはこの世代に向けた施策も考えていかないとまずいな。(でないと、次の選挙で負けるかも…)」と意識させることができます。

逆に言うと意識させることくらいしか、できないのかも知れませんが、この投票行動はきっと意味をなすことだと思っています。

こうやってちょっとずつ社会を動かしていきましょう。

ぜひ、投票に行きましょう。

各政党の障がい福祉政策について

とはいえ、せっかく投票に行くのなら、より良いと思われるところに1票を投じたいもの。

いろいろな社会問題がある中、各政党はいろいろな政策を掲げています。

それらが分かりづらい、とか、どこも似たような感じというのが、ゲンナリさせる要因なのですが、よ~~く見ると違って見えます。

なので、せっかくなら皆さんの関心のあるテーマで絞ってみて各政党や候補者を検討してみたらよいと思います。

そこで、今回は各政党(のうち有名どころの政党)の“障がい福祉政策”の比較をしてみたいと思います。

わが家や長男くんにとってはとても重要なテーマです。

…。

今までであれば各政党のHPをみて調べるところですが、いまはAI時代です。

こういう時こそのChatGPT先生の登場です。

以下、引用で恐縮ですが、転載いたします↓

Q:参議院選挙における障がい福祉(障害福祉)の政策について、具体的に教えてください。できれば各政党ごとの比較が分かるようにしてください。

A:参議院選挙における障がい福祉政策について、主要政党の取り組みを以下に整理しました。特に立憲民主党やれいわ新選組、日本共産党は政策を明確に打ち出しています。

政党主な政策・特徴
自由民主党・障害者差別解消法推進・障がい福祉サービス強化、就労支援重視
立憲民主党・報酬改定による支援業務安定化・手話言語法制定、ICTアクセシビリティ強化・虐待防止法改正、難病支援推進
公明党・医療・介護・障がい福祉の人材確保策・障害基礎年金の加算や所得保障強化
日本維新の会・制度改革の一環としての言及のみ・障害者雇用支援ありも、合理的配慮等は消極的(具体辞退あり)
国民民主党・障がい児福祉の所得制限全撤廃と補装具・通所支援の負担軽減・18歳の壁対策、インクルーシブ教育・発達障がい早期支援と専門職育成・障がい者の地域生活・就労支援、優先調達と工賃適正化
日本共産党・選挙・司法手続への手話・字幕義務化・合理的配慮法整備、ICTアクセシビリティ改善・読書バリアフリー法や各種支援整備(選挙含む)
れいわ新選組・インクルーシブ教育の徹底推進・強制入院・施設入所廃止・地域移行支援・全サービス利用制限撤廃、情報保障徹底

自分で調べてみてびっくりです!

すごい、ChatGPT。。。

こんなにお手軽に調べられるんですね。

もしよろしければ、投票の参考にしてみてください。

(追加質問)各政党の「知的障害者」「知的障害児」に向けた政策比較について

ChatGPTがあまりにもすごいので、追加質問をしてみます。

わが家の長男くんは重度の知的障がい児なので、「知的障がい」に特化した質問をしてみたいと思います。

Q:参議院選挙2025において、知的障害者や知的障害児に関連した障害福祉政策について教えてください。可能であれば、各政党の比較ができるようにしてください。

A:以下は、参議院選挙2025において「知的障害者・知的障害児」に焦点を当てた障害福祉政策の各党比較です。

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🧩 各党の「知的障害」に関する主な政策

✅ 国民民主党(追加重点)

  • 所得制限撤廃:対象に障がい児福祉(知的障害児含む)を含む所得制限の廃止。補装具・通所支援の負担軽減へ 。
  • 発達障がい児への支援:早期療育体制、専門職育成、スクリーン検診の拡充 。
  • インクルーシブ教育:知的障害児も健常児と共に学び、教育の一体化を推進。
  • 意思決定支援:重度障がい者に対し行動支援や経済活動支援を給付対象に追加 。

✅ 立憲民主党

  • 合理的配慮・差別解消:手話だけでなく、知的・発達障害者にも配慮。障害者基本法の改正も検討。
  • 通所支援の報酬改善:福祉・支援事業所の報酬改定で質と体制強化 。
  • ICT・コミュニケーション:読み書き支援も含む情報アクセスの整備(例:電話リレー)。

✅ 日本共産党

  • 障がい児の医療・福祉無料化:知的障害児を含む障がい児への所得制限撤廃と無料化推進 。
  • 合理的配慮:住・学・就労・移動を含めた全領域で配慮強化。
  • 投票・司法参加保障:点字・手話による投票、公的手続への配慮などを徹底。

✅ れいわ新選組

  • インクルーシブ教育:知的障害を理由に分離しない共学実現 。
  • 知的障害者の意思決定支援:成年後見制度の見直し、本人意思決定の尊重を明記 。
  • 制限撤廃・地域生活支援:年齢・地域による制限撤廃、意思疎通支援・地域移行促進。

✅ 自由民主党・日本維新の会・公明党

それぞれ参照情報が現時点では知的障害に特化してなく、主に社会保障全体の枠組みの中で障がい福祉に言及しているに留まります。

——————————-

す、すごい。。。

本当にすごいぞ、ChatGPT。

そして、ここまでのお手軽調査で分かったことは、「障がい福祉」や「知的障がい」に絞った比較検討をしてみても、各政党で意外と違いがあるということ。

参考にはなりますね。

もちろん、選挙で言っていることがすべてではありません。

また、(残念ながら)選挙で言っているからと言って、実現されるわけでもありません。

しかし。

大事な選挙の場面で、言ってもいないことをわざわざ、選挙後にがんばって取り組もうする政党も政治家も少数なのは事実です。

とりあえず、いまここで宣言してくれていることを信じて、有権者は投票してみるしかないですね。

最後に(期日前投票について)

今回は、いつになく選挙というお堅いテーマについて取り上げてみました。

繰り返しますが、わたし自身の政治信条や投票行動についてはココでは明示しませんし、ましてや、押し付けるなんてことは致しません。

少しでも投票に行ってみようと思っていただければ、こんなに嬉しいことはないです。

さて、最後に皆さん、「期日前投票」はご存じですか?

投票期限が「7/4(土)~7/20(日)」と記載があるとおり、もう今日にでも投票はできます。

7/20(日)を待たずに、手ぶらで行って投票ができますよ。

参考までに市川市の期日前投票所一覧を以下に張り付けておきます。

※期日前投票というネーミングがよくないですね、もう正式に投票期間を「7/4(土)~7/20(日)」とだけ記載すればよいと思います。そうすれば投票率も少しは上がると思うのですが。。。ただし、投票率を上げようとする施策は与党がやりたがらないのですよね、残念ながら。それは良くないと思います。ネット投票の導入もよいのですが、まだ時間が掛かると思うので、簡単に取り組めるところからやっていって欲しいものです。

さて、本日は以上です。

ではでは。

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