障がい児育児と仕事との両立…で思うこと。(上司に相談後 編)

育児

前回、長男くんのことでちょっとしんどいので仕事をセーブさせてもらえないかと、勇気を振り絞って上司に相談しましたという話を書きました。

今回は、相談してみてのその後についてです。

結論を申し上げると“諦め”です。

世の中なかなか思うようにはいきませんね。

全員がよき理解者というわけではないようです。

少し残念ですが、その中でもなんとか頑張らなければなりません。

さて、どうしたものか。。。

上司に相談。最初は理解ありモード。

出だしはよかったんです。。。

意を決して、前回の先述ですが以下のように相談したんです。

  • ちょっとご相談があります。
  • 実はわが家の長男くんがかくかくしかじかの状況でして…。
  • もし可能であれば少し家庭や育児に比重を移した働き方を相談したく…。
  • 具体的には業務負担の見直し(軽減)を検討いただけませんか?

これを受けて上司からは、

  • それは大変ですね
  • 仕事をセーブして家庭重視にするという働き方もありだと思う
  • 究極的には仕事よりも家庭だと思う
  • 働き方やキャリアは最終的にはご自身の考え方次第ですね

ということでした。

…。

これは正直『伝わった!』とぬか喜んでました。

勇気を出したかいがあった。よかった、よかった。。。

その日はとりあえず、今後どうしたいのかを具体的にまた教えて欲しい、ということで締めくくられました。

とりあえず、今日は感触をうかがい、具体的な方策については今後ですね。

…。

しかし、先ほど書いたようにこれは完全に“ぬか”だったんです。

できる/できない問題…。

自分の現状を伝え、それを慮って(おもんぱかって)くれてヨキに計らってくれるものと思っていました。

具体的には、いくつかの担当業務を減らすなりの配慮があると思っていました。

…。

お分かりのとおり、わたしの思惑は外れ、むしろ残念感満載の湯上り感となってしまいました。

今回の相談は失敗となり、結果引き続き頑張ってという着地です。。。

あれー、思うてたんと違うぅ…。。。

なぜ、このようなことになったのか。

…。

思い返せば上司に相談した際に、さほど気にしていなかったのですが、後々やっかいなことになった宿題があったのです。

この宿題によるすれ違いが原因でした。

その宿題は、いまのわたしの状況において「できることとできないことを明示して教えて欲しい」というものでした。

まぁ分からなくはないオーダーでしたが、わたしとしてはいまの状況に陥ってなにか出来ないことが増えたわけでもなく、業務上は少し余裕が欲しいというお願いをしたまででした。

何回かメールでラリーを繰り返したのですが、ラチがあかないので、改めて「できる/できないの話ではなく、担当業務の負荷を軽減して欲しい」という趣旨で相談を申し上げたんです、と再度上司の席に行きました。

そこでの回答は、

  • そのためにも家庭の現状を教えて欲しい。
  • そのうえで、できること/できないことを教えて欲しい。
  • そのうえで判断する。

というものでした。。。

できないとかやりたくないとかいう問題ではないのですが…。

あれれ…禅問答かな???

…。

ことばって難しいですね。伝わらないなのですね。。。

結果的に、別途オンライン面談の時間をつくって週における「保育園の曜日と預け時間」並びに「療育の曜日と時間」を共有するのみでした。

面談時、上司からは「とはいえ、職員として働いてもらわないといけませんから」というコメントがあり、あれれ…という感じです。

さらには、「時間の確保が難しければ、行政でヘルパーさんなどサポートも受けられるようですよ」というどう扱ってよいか分からないアドバイスまでいただきました。

…。

要は「家庭状況としての情報は受け取ったが、勤務時間としての時間についてはしっかりやってね☆」という着地です。

「別にできないことがあるわけではないんだから☆」というロジックでしょうか。。。

これって、なんのための相談だったんだろうか…。

わたしだけが特別ではないことは知っています

障がい児を持つ親だけが大変なのではなく、育児全般において各家庭それぞれが大変であるというのは理解しています。

もちろん、育児だけではなく介護やその他いろいろと各家庭ごとにお悩みはあるものだと理解しております。

だから、わたしだけ特別扱いして欲しいのではなく、いまは少しだけ余裕をくれないか、という相談でした。。。

ただ、それだけです。

それって、無茶な要求だったのでしょうか。。。

おそらくはもう少しうまくやれたのでしょう。。。

そして、もう少しうまく要求を通せたのでしょう。。。

わたしの相談の仕方が下手で、伝わらなかったんでしょう。。。

と、いまは思っています。

…。

結果として、相談のビフォーアフターで何か変わったことはなく、これまでどおりです。

もしかすと、上司は上司で裏でなにかを画策してくれているかも知れませんが。。。

…。

ただ、ある意味でこれは現在の職場においての諦めがつきました。

良くも悪くもです。。。

他人は変えられません。変えられるのは自分のみです。

この状況下で自らが主体となって行動するしかないですね。

諦めがつくとそれはそれで少し元気がでたのも不思議なものです。

次なる具体的アクションについてはもう少し進捗をみて、また報告したいと思っています。

人生いろいろですね。

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