(2023年4月入学の準備)支援学級と特別支援学校の見学…で思うこと。

育児

わが家には重度の知的障害で自閉症スペクトラムの傾向がある長男くんがいます。

もう5才になりました。今年度で6才を迎えます。

来年からは小学校で、特別支援学校か支援学校かと悩んでいるところです。

先日、その件に関しての説明会に行ってきますというブログを書きました(支援級か特別支援学校か…で思うこと。)。

そして説明会にママと一緒に参加してきました。

参加してきた感想ですが、まぁ行ってみてよかったですが、、、配布資料に書かれていることをそのまま説明者がしゃべるというテイストで、、、。

正直、その資料がもらえればそれでヨシという感じでした。。。

未だコロナ禍でもあるので、質疑応答はなし…という冒頭のアナウンスもあったので、こうなったのかも知れません。例年はもっと有意義だったのかも。。。

さて。

開催当日まで説明会に関してのお知らせが市川市のHPで見あたらなかったので、本当にあるのかどうか不安でした。。。

わたしは1月前くらいには直接窓口に電話で問い合わせたので情報をキャッチできましたが、これって結構気づかずにスルーされるご家庭もあるのでは…。

そのときの電話窓口の担当者さんからは「加配とかされてるご家庭には保育園から案内がくると思われますよ」って仰ってましたが、ついぞ保育園からは案内が来ず。

ちなみに、開催後ではありますが、いまググってみると当日の配布資料が市川市HPにアップされております。

2024年4月入学のタイミングのご家庭は参考になるかもです。

窓口はココみたいです↓

(市川市HP)特別支援学級・特別支援学校の就園・就学相談について

(当日の配布資料)令和5年度就園・就学説明会

この説明会に来年参加される方について、強いてアドバイス申し上げるとすれば、会場が激寒(げきさむ)だったので、羽織れる(はおれる)ものがあった方がよいです。。。紳士たるわたしは常備している携帯パーカーをママに譲って、隣でガタガタ震えてました。

あとは、最悪行けなくても、事後にこうして市川市HPにアップしてくれるならその資料を確認すればよいと思います。それでも大丈夫だと思います。

当日は質疑応答もなかったので、本当に資料を順に説明される程度でしたし。。。

それなら、いっそのこと説明会もオンライン化を図って、オンライン参加も可能にするとか、録画動画もアップするとかしてくれたらいいのになぁ~。。。

このあたりの行政へのDX(デジタルトランスフォーメーション)化はまだまだ先になりそうですね(これをDX化と呼べるのかどうかはビミョーですが、まずはこれくらいの利便性向上を図って欲しいところです。お願いします、新市長さん!)。。。

説明会後のステップ

会場には50~60名の参加者がいらっしゃったかと思いますが、いろいろなご家庭でそれぞれのお悩みなんかがあるんでしょうね。

わたしたちは後ろの方の席に座っていましたが、会場全体を見渡していると、なんともシミジミする感傷に浸ってしまいました。。。

わたしたちだけではないんだな、というような気持ちのような…。

この中には今後、長男くんの同級生になるかも知れないご家庭もいらっしゃるんですよね。きっと。

さて。

説明会が終わりまして、じゃあ次は何するのか?なのですが、どうやら2023年4月入学で『特別支援学級・特別支援学校を希望する場合』は、『教育センター(教育支援委員会事務局☎320-3336)へ連絡』して面接日の予約を申し込みする必要があるそうです(先述資料のP7)。

そして、その申し込みは2022年9月末までに行っておいた方がよいとのこと。

なので、9月末までの申し込みまでに、通学圏内の「特別支援学級」や「特別支援学校」には、各自が個別に学校に問い合わせて見学などのお願いをして情報収集する必要があるようです。まぁ見学が不要な方はここはすっ飛ばして、先ほどの面接を予約してもよいかも知れませんが。。。

6年間通うことにもなるので、まぁ事前に見学に行けるなら見ておいてもよいのではないでしょうか。

ということで。

配布資料には見学に関する各小学校での「オープンスクール」や「授業参観」などの情報が記載されていますので、

・見学に行ってよいか?

・どのように訪問したらよいか?

などを個別に問い合わせることになります(同、P12)。

説明会でのプチ情報として、基本的には、このあたりの学校側の窓口は教頭先生が担当されているとのことです。

わが身を振り返って、「教頭先生っていったい何をしている人なんだろう」ってずっと思っていましたが、40過ぎて初めて知った教頭先生のお仕事でした。。。

わが家の場合

ということで、わが家の場合には、「平田小学校の特別支援学級」と「須和田の丘支援学校(特別支援学校)」の見学をお願いしました。

HPはあるものの、このあたりの手続きはやっぱりまだアナログです。

個別にお電話で問い合わせて見学の申し込みをします。

平田小学校の特別支援学級の場合

平田小学校の支援級って、評判がよいんですよね。

市川市内では歴史も長くちゃんとしているとか。

知人のお子さんが通っていて話を聞いたりしますが、実際によいようです。

さて。

見学については、配布資料にも記載がありましたが「6/25(土)」の授業参観(土曜参観らしいです)にあわせて特別に見学させてもらえるとのこと。そのように電話で教頭先生が教えてくれました。

注意事項としては…

・もともと在校生向けのイベントだが、来年度(2023年4月)に支援級を検討している家庭には特別に(ご厚意で)見学が可能となっているとのこと

・コロナ禍なので、各家庭1名のみの参加(在校生のご家庭がそのルールなので厳守!)

・入口はJR高架下付近の赤門(?)から入場で職員用玄関から入って消毒・検温とのこと

・今年は「10:35-11:20 道徳、11:25-12:10 体育(校庭or体育館)」とのこと

一応、わが家ではお電話して上記を確認しましたが、事前予約って感じでもなさそうです。。。たぶん直接行っても大丈夫では。。。

須和田の丘支援学校(特別支援学校)の場合

「須和田の丘支援学校(特別支援学校)」についても、配布資料に記載があって

オープン・スクール・デー:令和4年6月22日(水)、23日(木)(授業参観のみ実施となります。)

配布資料の4ページ目ですね

となっておりますので、これにあわせて事前に連絡を入れて許可をとる感じでした。

見学にあわせて10分程度の個別相談の希望有無を聞かれましたので、せっかくなので個別相談をお願いしています。

窓口の方のお話では“問い合わせが殺到”しているらしく、相談時間が10分しかとれないとのこと。

やっぱりこの2日間で一斉に見学依頼がきますからね、、、対応される先生たちも大変かと。

あとで確認しましたが、駐車場はないとのことです。ご注意を。

わが家ではママパパ一緒に見学にいってくる予定です。

最後に

いまさらですが障がい者育児の当事者となって初めて知ることがたくさんあります。

今回の件もそうです。

確かに、お姉ちゃんである長女ちゃんが(いわゆる普通級の)小学校に上がるときにでも、「へー」と思うことがたくさんありました。

でも、今回の長男くんの場合はその比じゃないです。。。

何から何まで“初物(はつもの)”です。

いろいろと調べて進めていくしかないと思ってはいますが、やっぱりこのあたりのガイドというか相談窓口のようなものが不足している気がします。お子さんの状況にもよるので個別性が高く類型化しずらいのも要因かと。。。

ネットで調べても情報が断片的で、本当にいつも試行錯誤です。

仕方がない、やるしかない、、、のですが、ちょっとでも自らが経験したことをどなたかのお役に立てればと思います。

調べたり見学したりするには、やっぱり時間が掛かるんです。。。

このあたりジレンマですが、わが家ではもう割り切って仕事よりも優先して、長男くん対応と決めました。

第三者からすると、「え、それって当たり前…では??」と思われそうですが、障がい者育児の当事者になるとその“当たり前”と思われがちなところに行くまでにもの凄い葛藤(かっとう)があることも知りました。

まぁ、そんなこんなでもうすぐにはなりますが、支援学級と支援学校の見学に行って参ります。

何か共有できることがあれば、あらためてブログで報告したいと思います。

では。

(追記)

実際に見学に行ってきました!そちらの感想もどうぞ↓

(2023年4月入学の準備)特別支援学校と支援学級を見学してきた…で思うこと。

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