障がいを持つ子どもを抱える家庭において、その保険事情はどうなっているのでしょうか?
小生、それが知りたかったのです。。。
何か特別な備えをしておく必要があるのでしょうか。。。
正直答えはよく分からなかったです。
正解は各ご家庭ごとにあるのでしょうが、個人的なわが家の事例で言えば、自閉症スペクトラムの傾向があり軽度の知的障がいがある長男くんのために何か特別な保険の加入をしなくてはならないのかというと、そうでもないのかなという結論に至りました。
まだ幼い長女ちゃんと長男くんという二人の子どもがいる家庭として、それ相応の必要な備えをするというごくシンプルな結論に落ち着きました。
ただし、ここにいたるまでに紆余曲折(うよきょくせつ)と数々の失敗があったのは言うまでもないです。。。
そうです。
本日はそのようなわが家の保険事情についてのお話です。
やっぱり保険は必要最低限が王道。。。
以前のブログで保険は必要最低限でよい、ということを書きました。
(中略)多くの場合保険は必要最低限である方がいいです。リベ大の両学長曰はく、必要なのは「子どもが小さい時の掛け捨ての死亡保障、自動車保険(車両保障除く)、火災保険」のみです。目安は全部で月々5000円程度、多くて1万円程度とのことです。小生も概ね(おおむね)同意です。
障がい児育児の二本柱…で思うこと。【後編】より。
リベ大の両学長が言っているなら、きっとそうなんでしょう。逆らうことなく、両学長に従いましょう…。何事もうまくいっている人の言うことをいったん真似る(マネル→マネブ→マナブ(学ぶの語源です))のは成功への常とう手段です。
もちろん、ひとそれぞれの状況によって考えや判断は異なりますが、総じて保険って盲目的に入りがちなので、「保険ってそんなに入らんでええで」っておっしゃる両学長のお言葉には、はっとさせられました。
※なお、両学長は誰かが言っていることをそのまま鵜呑み(うのみ)にするなとも仰ってもいるので、保険の考えもひとそれぞれです。最終的には自己判断かと。。。
確かに、保険って加入する前提で考えていた自分がいました。。。。お恥ずかしい限りです。
結婚するとき、子どもが産まれたとき、家を買うときなど、そのときどきで見直してきましたが、本当に保険会社のマーケティングそのままに乗っかってたなぁと感じるばかりです。
とにかく、いままで保険を使うことなく健康に無事でやってこれたことに感謝しつつ、わが家では今年、保険については大きく見直しました。小生の分とママの分とでスッキリ、スリム化を図りました。保険をやめたことで、なおさら健康に気をつかっていかねば、です。心身の健康が一番の資本ですから。
ということで、改めて本日は保険の話です。
保険セールスによるリスクの顕在化。。。
保険って、当たり前のように入るもんだっていうイメージ、ないでしょうか?
小生は恥ずかしながら、そういうもんだと思っていました。
小生にとって、保険との最初の出会いは、某外資系の保険会社の営業マンです。
もともとは当時勤めていた会社のOBということで、会社の先輩社員からの紹介でお会いしました(なお、この方自身は本当に誠実で素敵な方ですよー)。
保険って、なんだか小難しくて「ケガや病気の備え」とか「老後の備え」とか「働けなくなったときの備え」とかとか。。。
保険のセールスって、リスクの顕在化なんですよね。
いままで知らなかったリスクをあぶりだされるっていう感じの。いままさに気づかされたリスクに、何も対処しないって、それこそがリスクだみたいな感じの。
いま振り返ってみても、セールスの仕組みがよくできているなと思います。
そうやって保険のセールスを受けると、「これまでジブン、何も備えてこなかったっす(汗)」っていう感じの何か焦ったような気分になりました。
リスクが顕在化したのなら、備えなきゃってことで、保険に入っちゃいますよねー。
しかも、なんか保険に入ることで安心感が得られるんですよねー。
その代わり保険料は結構、高かったですよ。。。でも、月払いでやると、まぁ払えるくらいなんですよね。
そして、後から気づくんですけど、保険って一度加入すると心理的にやめにくいんです。。。本当に。
だって、その保険を解約してその後すぐにケガや病気や何かが起きたら。。。
「あー保険やめなきゃよかった」って絶対に後悔するシミュレーションが思い浮かぶんです。
実際に、そのように保険やめてすぐにガンが見つかったなんて話を身近に聞いたこともあるんです。だからなおさら、やめるっていう判断が難しくなるんです。。。これもある種の罠(わな)ですよね。
外貨建て保険ってなんかカッコよい感じ。。。
ということで、先の営業マンさんのセールスにより、最初に入った保険は、医療保険と死亡保障のものでした。
死亡保障のものはドル建てで、「これからは資産の一部はドルで持ってなくちゃ☆」って。
マジで得意顔でした。小生、27歳の冬でした。
それから、次に年金保険でユーロ建てを始めます。。。
そして、結婚して保険を見直します。『保険の窓口』的なところで、奥さんの分の保険に入ります(医療保障)。そして、小生はがん保険に入ります。
さらにさらに、子どもが産まれてから新たに運用も兼ねてドル建ての死亡保険に入ります。まとまったお金があったので、もう一括で支払いました(全期前納ってやつです)。
このときは本当に、「あーこれで安心☆」って思っていましたよね。
いろいろ調べ尽くして、比較しまくって選んだのですからもう大丈夫。そして、むしろ「世間の人は大丈夫だろうか…」と勝手によそ様の心配をし始める始末…。もう末期症状ですね。
あと、そうだ。思い出しました。
収入保障も入りました。だって、年齢があがるごとに備えるべき保障額は下がるよねって理に適っているな、と。
収入保障って仕組みは賢いな、と。
マジでそう思ってました。。。
もうここまでで全方位的に鎧を着ている感じです。
マジでそう思ってました。。。ヲレ、防御完璧…。
あ。
そうだそうだ。
マンションを購入した際に、ローンを組んで団体信用生命保険にも入ってました。。。
そうですよ、これももちろん立派な保険ですよ。
…。
いま振り返ってもすごくないですか?やっぱり、 ヲレ、防御完璧 っすよ☆、
保険をちゃんと考えよう
ということで、両学長のYouTubeにも出会い、保険を見直すことにしました。
結果的に可能な限りミニマムなものだけを残し、解約したり払い済みにしたりしました。
※両学長は『払い済み』に対してはネガティブな印象ですよね。もう、損切りしましょうと仰っているかと。確かに、そうですよね。でも、小生そこまでは思いきれなくて…。ごめんなさい。。。
解約するにも意外に勇気が要ります。
本当にいいんだろうか…。
でも、決断できたのは、やっぱりYouTubeなどを通じてちゃんと保険のことを勉強できていたからです。
例えば運用目的の外貨建ての保険って、保険会社経由で投資信託を買っているだけだって気づけました。
加入当初は自分で投資信託を買うっていうスキルや知識がなかったんです。でも、いまなら違います。「このドル建ての保険に入るんなら、自分でこの投資信託を買えばいいのでは」って考えられるんです。
※もちろん、保険と投資信託がイコールではない、という理解はできています。
その他、例えば健康保険における『高額医療費制度』のような知識も大変参考になりました。『高額医療費制度』って本当に心強い備えですよね。
以前よりも知識を得ることで、自分自身でより納得感のある判断ができるようになったと思います。
以前なら、メンドクサイ・コムズカシイで済ませていた問題も、子どもたちのためにもしっかりと考えなくてはなりません。
日々、是勉強。引き続き精進します。
※ただし、すべての保険が無駄であったというわけでもなく、それなりに意味があったものもあります。これらの取捨選択の考え方は今後また書いていきたいと思います。
※次回は、結果的にわが家の保険がどのようなものになったのかをご紹介したいと思います。
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