わが家には重度の知的障害で自閉症スペクトラムの傾向がある長男くんがいます。
長男くんのためにも、可能な限り情報収集をするように努めています。
福祉系のちょっとした記事でも、何かの案内・チラシでも気になることがあれば読むようにしています。
その中で、定期購読している「手をつなぐ」(全国手をつなぐ育成会 発行)は毎月の貴重な情報源です。
そんな「手をつなぐ」の4月号を拝読しておりますと、「神奈川県手をつなぐ育成会」の素晴らしい取り組みが紹介されておりましたので、ここでも取り上げさせていただきます。
いままさに、お子さんの障がいで苦しんでおられる親御さんに知って欲しいと思う情報です。
わたし自身ももっと早くに知ることができれば、幾ばくかは心が安らいだかと思います。
『大丈夫!知的障害児も成長するから!』
もうタイトルから救いの手が感じられますね。
2024 年 2 月 1 日 初版第一刷発行とのことです。
わが家の長男くんも、いまは小学生ですが、将来どうなっていくのか正直見通せません。
最近は、地元の親の会の諸先輩方のお話を伺う機会も多く、へぇ~なるほどと思うことばかりですが、例えば就労の話などはいまの長男くんの姿からでは想像がつきません。
先輩ママさんから、「大丈夫、いまのまま大人になるわけじゃないから」と言われて励まされるのですが、障がいは個人差も大きく実感が持てずにいました。
障がいの重さや特性というのは、それぞれの子どもによって大きく異なります。
だから、就労の話においても、「(ちゃんと成長して)いまはB型事業所で作業ができている」というお話を伺っても、まさか自分の子も同じようにできるとは思えなかったのです。
しかし、先述の冊子(大丈夫!知的障害児も成長するから!)をみると、“統計的”に成長するのだ!ということを実感させてくれます。
わたし自身としては、15歳を過ぎたあたりから手が掛からなくなってくるのを実感するというお話があり、未来に希望が見えました。
先が見えない作業や努力は本当に苦行そのものです。
希望が見えること自体が大事なことだと思います。
最後に
自分にとって大事な情報がいつも目の前に、タイミングよく現れるわけではありません。
今回のような冊子も1年半も前に情報としては存在していたのです。
でも私には1年半のときを経て訪れました。
どこかの誰かのために、少しでも早くに知られるように、このブログが役立つと嬉しいです。
ではでは。
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