放課後等デイサービスの週末利用について…で思うこと。

育児

わが家には重度の知的障害で自閉症スペクトラムの傾向がある長男くんがいます。

長男くんも、もう小学生になり療育を卒業して、放課後等デイサービスに通うようになりました。

放課後等デイサービスの事業所さんには本当に助けられています。

放課後等デイサービスとは

放課後等デイサービスとは、をAIで調べてみると…

放課後等デイサービスとは、就学中の障害のある児童が、放課後や学校休業日に利用できる福祉サービスです。学校や家庭とは異なる環境で、個々の発達を支援し、自立を促進することを目的としています

と回答してくれました。

もう少し平たく言うと、いわゆる障がいがある子ども向けの学童保育のようなものです。

学校が終わった後に、子どもを預かってくれる場所です。

平日や土日、夏休みなどの長期休暇でも対応してくれます。

事業所さんによって提供されるサービスは異なってきますが(例えば、休日はやっていないとか、給食の有無とか)、概ね学童と考えていただければ想像しやすいと思います。

わが家での放課後等デイサービス

わが家では放課後等デイサービスをフルに活用しています。

週7日で使わせてもらっています。

正確には、放課後等デイサービスの利用日数は月に上限が23日間となっているので、週7日間は利用できません。

放課後等デイサービスはだいたい週5日がMAXとなります。

そのためわが家では、日中一時支援という自治体(わが家では市川市)が独自に行っているサービスを併用しています。

週5日間が放課後等デイサービス、週2日間が日中一時支援となります。

日中一時支援については、その中身はいろいろとあるのですが、学童のような子どもを預かってもらえることについては、だいたい放課後等デイサービスと同様と思っていただいて構いません。

ということで、わが家ではいろいろな試行錯誤の末、週7日間預かってもらえるように事業所さんを3つ併用しているところです。

多くのご家庭では、平日の週5日間は放デイさん(放課後等デイサービス)で土日は自宅で面倒をみるというのが多いかと思います。

障がいの特性によっては、なかなか預かってもらえる事業所さんがないということで、放課後等デイサービス探しに苦労されている家庭もあると聞きます。

実際に知人のところでも週1~2日の利用に留まるというところも知っています。

そんな中、わが家では土日も預かってもらえているというのは本当にありがたいです。

※土日で預かってもらえる事業所さんを探すのは大変苦労しました。

長男くんと放課後等デイサービス

長男くんは発語が得意ではありません。

「今日は学校どうだった?」と毎日聞いてみますが、ウンともスンとも言ってはくれません。

だから、放課後等デイサービスを使っていて、長男くんが楽しいのか楽しくないのかがよく分かりません。

これは親として辛いです。

本当は行きたくないんじゃないか、とか疑心暗鬼になったりします。

でも、週末を家で過ごしていても、遊びたい盛りで体力を消費できません。

公園に行くにしても散歩をするにしても限界があります。

そして悩んだ結果が、週7日の放課後等デイサービスの利用に行きつきました。

先輩ママさんのアドバイスからは「あまり放デイに頼り過ぎない方がいい」と言われるケースもあるようです。

確かに、高校卒業後は放課後等デイサービスの利用はできなくなります。

そのときになって、自宅で時間を過ごすのが大変だからというのも上記の助言に繋がっていることもあるようです。

ただし、目の前で長男くんが手持ち無沙汰になっている現状を考えてみると、とりあえず家で暇を持て余すよりも、放課後等デイサービスに行ってくれて公園や外遊び、ちょっとしたレクレーションをやってくれる方が、長男くんにとってもいいと思って週7日通っています。

一度、“怪しい”事業所さんを止めて、別の事業所さんに切り替えたこともありますが、いまは何とか楽しそうに毎日通ってくれています。

いろいろな場所でいろいろな人と接して、刺激を受けてくれるといいなと思っています。

長男くんの本当の本音は分かりかねるのですが、嫌だっとなったときにはそのサインを見逃さずにサポートできればと思っています。

長男くんのケアは長女ちゃんのケアに繋がる

わが家には長男くん(弟)とは別に長女ちゃん(姉)がいます。

長男くんが、土日で放課後等デイサービスに行ってくれるということは、土日で長女ちゃんとの時間を過ごすということに繋がります。

当たり前ですが、長男くんだけでなく、長女ちゃんもきちんとケアをすることが大事です。

ありがたいことに?長女ちゃんは家の中がお気に入りで、あまり外に出かけたいタイプではありません。

家が好きとのことです。

(ちなみにママも家が好きとのことです。家を買ってよかった。。。)

ということで、お年頃になった長女ちゃんとお出かけするという機会はめっきり減ったのですが、長女ちゃんの希望があれば週末にランチに出かけたりします。

これは本当に私にとって大事な時間です。

そうやって誘ってくれることが嬉しいですし、私からの提案でお出かけしてくれることも幸せです。

普段はやはり女子同士でママとおしゃべりしていることが多いですが、パパも時々は気にかけてくれることが何とも言えない喜びです。

以前には、外食はもったいないという考えでしたが、最近は特に長女ちゃんとの外食は気にせず、積極的にお金を使うようにしています。

だって、きっともう少しすれば行ってくれなくなるんだろうと思っています(覚悟しています)。

だからいまは行けるだけ行きたいと思っています。

こういった考えができるのも、すべては長男くんがご機嫌に週末も放課後等デイサービスに行ってくれるおかげです。

※もちろん、ママとの時間も大事です。今度、映画を見に行こうといっています。

家族全員が大事です。

長男くんファーストになりがちですが、結局は誰かにしわ寄せがいって、誰かに負担が掛かり過ぎるのは長続きしません。

みんながハッピーな状態を目指したいです。

最後に

小学校に入ってから、放課後等デイサービスを利用し始めて非常に助かっています。

放課後等デイサービスは事業所さん探しに苦労はしますが、苦労した分だけ我が子を安心して預けられます。

どこにどれだけ預けるのかは、各ご家庭さんで考えが違うかも知れませんが、ママパパで十分に話し合って協力しあって、決めていくことが大事だと思います。

放課後等デイサービスを利用するにも、預けっぱなしではなくそれなりにテマヒマは掛かります。

お迎えやお弁当、出発の準備や、事業所さんとのやり取りなど。

事業所さんとの信頼関係も大事なポイントです。

長いお付き合いの中で、長男くんを支えてくれる関係者です。

だから、利用者だからという立場ではありつつも、感謝の気持ちを忘れず末永く良い関係を築いていければと思っています。

ほんとうにいつもありがとうございます。

ではでは。

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